ZOOMなどのコミュニケーションツールをつかってオンライン麻雀する場合、リアルでの麻雀とは異なり、環境設定が勝率にかなり影響を与えます。
- 勝率を上げたい
- 読みのレベルを上げたい
- より楽しみたい
こういった悩みを解決します。
仲間内でのオンライン麻雀のやり方の手順については下記をご参考ください。
デュアルモニターは必須
最重要はデュアルモニターです。簡単に言うとモニターを二つにして2画面するということです。
理由は、「ZOOM」と「麻雀アプリ」をパソコン1つの画面で見るのは見づらいからです。
詳しく解説していきます。
相手の表情を読みやすくする
オンライン麻雀では「画面の見やすさ」が勝率の大きく影響します。リアルでの麻雀を想像していただくと分かりやすいですが、「相手の表情を読むこと」がとても重要です。オンライン麻雀の場合は、この要素はモニターを通して相手の表情を読むことになります。画面が小さいとよく分かりません。
逆にモニターが大きいと細かい表情や仕草まで読めます。これはリアルの時より見えやすいです。
さらにはリアルの時には相手の顔をじっくり見ることはできませんが、オンラインの場合はこれが可能なので、モニターを通して相手の表情を読むことがより効果的で重要になります。
盤面を俯瞰しやすくする
盤面(相手の捨て牌)を俯瞰してみることも重要な要素です。これも画面が大きいほど見やすいです。モニターが二つあれば一つのモニターを盤面専用にして全体を俯瞰してみることができます。
リアルでは当たり前の要素かもしれませんが、オンラインでは画面が小さいと確実に見にくくなり不利になります。
具体的対策
具体的には、モニターを追加購入し、それぞれ
・メインのパソコンモニターを麻雀アプリ用
・サブのモニターをZOOMなどのコミュニケーションアプリ用
にします。
モニターのサイズ
20インチ以上が理想ですが、とりあえずデュアルモニターにできれば問題ありません。
鳴き設定
アプリによって多少異なりますが、「鳴き設定」というものがあります。下記の事例で示します。(「セガNET麻雀 MJ」での参考です)
ケース①字牌
「鳴き設定」をONにしておくと、自分の手配に「東」が2枚ある状態で、下家から「東」が捨てられるとゲーム進行がストップします。
他のメンバーからは誰かが「東」を2枚以上持っていることが分かります。
デメリット
これだけで多くのことがばれます。わかりやすいところで、まず、山に残っているかどうかがばれます。山読みされやすくなります。
シャボ待ちになったときに、4枚目の「東」はかなり出づらくなります。
ケース②数牌
この手配で上家から3枚目の9ピンが捨てられたときにゲーム進行がストップすると、ほぼこの形が確定します。(ポンは無いため)
これがバレるだけでかなり不利になります。
対処法
基本は「鳴き無しにしておく」ことです。慣れないうちは難しいかもしれませんが、鳴くことを決めている場合のみ鳴き有りして、ゲーム進行を止めないことです。
応用編(逆手にとる)
上記の内容が理解できていれば、ゲーム進行が止まるタイミングは様々な情報が読み取れるチャンスであることが分かると思います。
「誰が何を何枚持っている」「山にはこの牌はもう無い」
これだけでかなり有利になります。理由は、麻雀というのは「非公開情報ゲーム」であり、自分から見えている情報での勝負であり、この情報量が多くなるからです。わずかな情報量の差が明暗を分けるのですが、これだけの情報量の差があれば圧倒的に有利になります。
ゲームでもスポーツでも勝負ごとは全てに言えることですが、「ルール」を正しく理解することがとても重要です。つまり、リアル麻雀とオンライン麻雀は「ルール」が若干異なります。このことを理解し、自分のパフォーマンスが最大化する環境を整えることで確実に勝率が上がります。
仲間内でのオンライン麻雀のメリット
勝ちにこだわることも大切ですが、本質的には楽しむこと重要です。
オンライン麻雀のメリットを解説します。
- 相手がどれだけ離れていてもできる
- 場代がかからない
- スピーディー
- チョンボが無い
- 見逃しが無い
1 オンラインの最大のメリットかもしれません。当然、物理的な距離が無くなるので、「就職して県外へ行ってからやらなくなった」「子育てによって外に出れなくなった」こういったケースはフォローされます。
2 経済的にはとても重要な部分であり、雀荘で数時間やれば一人当たり2~3千円は当たり前です。対雀荘比較ですが、大きすぎるメリットです。
3 やってみると体感できますが、かなりスピーディーです。具体的には、「ツモって切る」の動作が省略されています。切り方が特徴的すぎて集中できない、ということもありますので意外とこういう部分もメリットに感じる方もいるかもしれません。
4 チョンボが無いのは初心者には大変助かります。少牌、多牌、フリテンなど、終わった後にも疑義が残るような場面が無くなることもメリットと思います。
5 これも初心者向けとして大きなメリットになります。中級者でも清一色など他面待ちでミスが起こりうることはあります。
楽しみながら勝率を上げてみてください。
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